mikotoの呟き

小説(◆マーク)とお知らせや近況報告

2017-01-01から1年間の記事一覧

◆高土(土方さんショタ化)

ウィーン、ウィーン パトカーのサイレンが町に鳴り響くのを宿屋の二階の窓で眺めながら赤い女着物を身に着け、左目を白い包帯で覆う隻眼の男が傍らに座る子供に問い掛けた。 「・・・・・・お前を探しているみたいだが?」 「・・・・・・・・・」 問い掛けられた子供は何も…

◆宇善♀(仄かに煉炭♀)

何で、こんな状況になってるんだ? 少し痛いほど手首を押さえる大きな手を横目に見て善逸は自分に覆い被さり見下ろす男を見上げた。 宇髄さん。 偶然会った時は俺の頭を笑いながらぺしぺしっとこれ以上縮むから止めてくれんない?!と言っても叩いてくるのに…

◆宇善

「ん……」 冬の肌寒さに自然と目を覚ます。 重たい瞼がすっと開き目の前に飛び込んできた景色は暗闇だった。 どうやらまだ鳥たちが眠っている真夜中に起きてしまったらしく辺りには静けさしか存在しなかった。 寒さに身震いをすると自分の肩を抱く。子供特有…

◆宇善♀(R18)

不毛だと分かっている。 こんな事が世間一般から許される事なんてない。こんな事がバレたら私だけじゃない、色んな人に迷惑が掛かるし世間の目があっという間に攻撃してくるだろう。 だから、この一回限りで良いんだ。この一回だけで私は前向きに生きていけ…

◆気付けば。

俺にとって朝の登校はいつも命掛けだ。 学校は家からちょっと遠く電車で1つ駅を越えなければならない。歩ける距離ではあるのだけどそうすると学校に着く頃には多少疲れてしまうから余程健康に気を使ってる人や運動が好きな人でなければ歩かないだろう。 ただ…

◆煉炭と宇善

今日は何時もに増してどこも騒がしい。 音が頭の中に響きぐわんぐわんと脳ミソをかき混ぜられるようで気分が酷く最悪だ。 何故自分がこんなにも音に敏感なのかは知らない。生まれた時からこうだったのか知らないが、物心ついたときから僅な小さな音ひとつで…

◆宇善

【揺れる。】 「おら、行くぞ」 は?え?ちょっ、宇髄さん?!訳も分からず一人ボンヤリと公園のベンチで座ってたら首が痛くなる程見上げなければならない宇髄さんがいきなり音もなく背後から現れて首根っこを掴まれて引き摺られる。 俺は意味が分からないし…

美琴が煉獄さん好き過ぎるのはこんな所が素敵だから!!

煉獄さんという人間に惚れ過ぎて原作を読むだけで泣いてしまう美琴です。 今回は煉炭の良さについて、そして煉獄さんという人間について美琴が想ってる事をつらつらと語ります。 先ず最初に煉獄さんを初めて見た時、頭と目が派手なヤバい人だ…(;゜∇゜)と思い…

◆煉炭

瞼が重い。体が言うことを聞かない。 まるで金縛りに遭ったかのように炭治郎の体はピクリとも動かず、意識も朦朧とし始めた。 その時、 「竈門少年」 「…煉獄、さ…ん…?」 昔に、聞いた事のある忘れたくない声音が炭治郎に降り掛かった。 重かった筈の瞼がそ…

◆煉炭

夏休みの真っ只中、中高キメツ学園の2階にある資料室の一角でPCに向かいながら歴史の授業で使うプリントを制作してるのは歴史の担当である煉獄杏寿郎だ。 夏の日差しを浴びる金色の髪が日差しの向きが変わる度にキラキラと輝き、赤い髪の所は柔らかく輝く。 …

◆煉炭♀(R18)

呼び掛けてくる優しい声がする。 炭治郎は身をよじった。もう、朝なのだろうか。 再び声がして、返事をしょうとしたが声が上手く出せず駄々を捏ねる子供のようにんん、としか声を出せなかった。 しかしそんな炭治郎の唇に柔らかいものが重なった。甘いそれに…

◆総督×ポニ方

※ポニ方さんはショタです。 陣営の寺で、 四天王と呼ばれる高杉達四人は縁側で月を眺めながら無事帰って来た祝いを開いていた。 それぞれお猪口に酒を注いで盛り上がる四人。いや、盛り上がっているのは阪本と銀時だけだが…。 銀時と阪本は大きな声を上げて…

◆高杉と神威

日が落ち始め影が伸びる夕暮れ、人気のない静かな場所で二人の男が20人以上のヤンキーに取り込まれていた。 高杉と神威だ。 ヤンキー達はその手に釘付きバット、ナイフ、棒切れにパイプ等様々な武器を手に二人を下卑た笑みを浮かべながら取り囲んでいた。 し…

◆高土

※土方さん女体化 ※高杉さんが冷血ではなく優しいです。 ※二人とも都合良くキャラ崩壊の少女漫画並みww 高杉は血に汚れた両手を拭きながら、壁に背中を預けて座り込む女子生徒を振り返る。 女子生徒…土方十四乃を襲われていた所をひょんなことから高杉が助け…

復活祭も後残り僅かで…!!

こんにちはです! 久しぶりにブログ更新しました…やっぱり定期的に続かない美琴は駄目な人間です。間違えました、ただの雑草でした✨ それはそうと1月もあっという間に終わりますね…!!(><) 先日は京都へ行き、天野明展に言って参ったばかりなのに早くもまた…

◆温もり

「~~~XANXUSのバカ野郎!もう知らねェっ!!」 大きな声で怒鳴りスクアーロはXANXUSから背を向けると窓を開けてバルコニーに出た。 XANXUSはベッドに背中を預けたままスクアーロを気にもせず手にしてたワイングラスを傾けて口に含む。 スクアーロはバルコ…