※悠仁が不死身になった話。 また今日も、同じ事の繰り返し。 何度巡ればいいのだろうか、宿儺と何度堕ちただろうか。 自分の手を握り締めてくれる同じ体が元の筈なのに大きく感じる手を見下ろして悠仁は思考に陥った。 「小僧」 「…なに、宿儺」 「飽いたか…
「こ、れは…どういう状況…?」 高専の隠された地下室。 そこで軟禁され、寝泊まりしていた虎杖は真っ暗な部屋の中、己の体を跨って見下ろしてくる黒い布で表情が窺い知れない顔を見上げる。 先程まで深い眠りについていたのだけど夜の気配と、シーツの擦れる…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。