mikotoの呟き

小説(◆マーク)とお知らせや近況報告

◆総督×ポニ方

※ポニ方さんはショタです。

 

 

 

陣営の寺で、 四天王と呼ばれる高杉達四人は縁側で月を眺めながら無事帰って来た祝いを開いていた。

 

それぞれお猪口に酒を注いで盛り上がる四人
。いや、盛り上がっているのは阪本と銀時だけだが…。

銀時と阪本は大きな声を上げてやれ俺の方がテクニックあるだとか 、やれ俺は保健体育5だったとか騒いでいる。

高杉はただ黙って酒を飲み続け、 桂は騒ぐ銀時と阪本を全力で落ち着かせようとしているが桂も相当呑んでいるからか、全く収集が着かない。

 

そんな四人の所に近付く者が一人。

高杉は近付く気配に気付き、 後ろを振り返るとそこには二年前森でさ迷っていた所を保護してそのまま連れてきた土方が立っていた。

 

「……総督、」

 

浮かない顔して高杉を求める土方に銀時達も気付くと銀時はからかいの含んだ表情で口端を上げた。

 

「どしたぁ、ちび!夜が怖くて寝付けねーのか~?」

「ムッ…ちげーよ!」

 

銀時のからかいの言葉にカチンっと頭にきた土方は声を荒げて否定するも、浮かない顔はそのままだ。

高杉は土方のその表情に見覚えがある。その理由を知っているからただ手を伸ばして土方を呼んだ。

伸ばされた手を見つめて土方も手を伸ばすと小走りに高杉に走り寄って刀を握り締めて硬くかさついた、しかし暖かい手を握り締めた。
握り締められた手を握り返して高杉は土方を片腕で抱き上げると立 ち上がる。

 

「何だ、寝るのか?」

「あァ、俺らはもう寝る。残りの酒はお前らで呑みな」

 

そう言い残して高杉は土方を抱き上げたまま銀時達に背を向けると その場を去っていく。

その背中を銀時達は見送った。


「…随分とご執心なこって」

「仕方あるまい、あれは心許されると弱い男だからな」

「アッハハハハ~、まっこと可愛い性格しとるぜよ!のぅ、金時~ !」

「金時じゃねーっつってるだろ!」

「アッハハハハ~!!」

「聞けよ!」


後ろで騒いでいる銀時達の声を聞きつつ、 高杉は土方の様子を見て自分の部屋に急ぐ。

部屋に着くと襖を閉めて既に用意されていた布団の上に土方を下ろ して高杉も腰を下ろした。
すると直ぐに土方は高杉に抱き付いて胸元に顔を埋めると小さな声 を上げた。

 

「…晋助」

「どうした」

 

高杉は柔らかな声音で問い掛けながら土方の髪紐を解いて背中に流れる髪を撫でて自らも目前の小さな体を抱き締めた。

高杉の匂いに包まれた土方は安心して体の力を抜いて体を高杉に預ける。

 

「十四郎?」

 

何も発しない土方に高杉は再度促す。
すると土方は迷った末、高杉に胸の中の不安を打ち明ける。

 

「…兄上の夢を見て、」

 

その言葉を聞いて高杉は土方が何を思って浮かない顔をしていたのか確信して、 今も自分を責めているであろう小さな体を抱き締めたまま一緒に布団の中に入る。

お互い向き合うように横になりながら高杉は土方のおでこに自身のおでこをコツンとくっ付けた。

 

「バカ、お前の為所じゃねェって何度も言っただろう?」

「………」

「ったく…お前はまだ子供だったンだ、弱くて当たり前だろ。 弱い自分が許せないなら弱い自分を越えて強くなれば良い。簡単だろ?」

「晋助…」

「お前は強くなるよ。俺が言うんだ、だから俺の可愛い十四郎の笑った顔を見せてくれ」

 

高杉が土方にしか見せない顔で言うと、 土方は目を涙で濡らしながらも小さく頷いて微笑んだ。

高杉はやっと笑顔を見せた土方にキスをすると苦しくないよう強く抱き締めて寝る体制をとって囁いた。


「…今度は俺の夢を見ろよ」

「うん…」

 

照れて頬を紅く染めさせながら土方は嬉しそうに頷いて高杉の首筋 に擦り寄った。

 

「おやすみ、晋助」

「おやすみ十四郎」

 

 

end

 

◆高杉と神威

 日が落ち始め影が伸びる夕暮れ、人気のない静かな場所で二人の男が20人以上のヤンキーに取り込まれていた。

 

高杉と神威だ。

 

ヤンキー達はその手に釘付きバット、ナイフ、棒切れにパイプ等様々な武器を手に二人を下卑た笑みを浮かべながら取り囲んでいた。

 しかし神威はそんなヤンキー達を前にしてもニッコリと微笑んでいる。

 

「シンスケに手を出す前にオレを殺ってからにしなよ♪」

 

神威が高杉の前に出て拳を構えるのに高杉がはぁ…また始まりやがった、と溜め息を吐いた。

停学が明けてからここ最近は何かと喧嘩や恨みを買われる事が多い高杉の所に神威が現れて高杉の喧嘩を神威が買う事が多くなった。

別に頼んでもいないのに何故こいつはタイミングの良いところで毎回毎回現れるのか高杉は不思議だった。

しかしチンピラの喧嘩を買った所で所詮ただの弱い雑魚だから高杉も文句を言うことなく全てを任せてただ傍らで煙草を吸って見物を決め込んでいた。

 

「なんだ、コイツら弱いじゃん」

 

20人程は居た男達が神威によってものの数分で再起不能になった。

最後に打ちのめした男の髪を持ってた手をパッと離すと男の頭はゴトッと重い音を立てて地に落ちた。

 

「ただの雑魚だ。当たり前だろ」

「シンスケに挑むくらいなんだから強い奴らだと思ったのになー残念」

「数でものをいわせようとしただけの奴らだ、一人じゃ何も出来ねー弱ェ雑兵集団だよ」

 

ふーん?じゃあシンスケはコイツらの相手一人で出来たのか、と神威が高杉を振り返ると高杉はクッ…と喉を鳴らして笑っただけだった。

 

コイツら起きないなー準備運動にもなりゃしなかった、と腰を下ろして自分で伸した男達をつまらなそうに見下ろす神威の背中に高杉が声を掛けた。

 

「オイ。髪がほどけてるぜ」

 

先程男達の中にナイフを持っていたのが数人いたが振りかざす拳を避けた時にでも髪に引っ掻けたのだろう、後ろで三つ編みに纏まってた髪がほどけて背中に流れてた。

指摘されて初めて気付いたのか神威がキョトンと幼い表情を見せた。

 

「あ。本当だ」

 

背中を振り返って神威は唇を尖らせた。折角纏まってたのに、と文句を言いながら髪を1回バサッと流して高杉の所まで歩み寄った。

そして、

 

「はい」

「…あ?」

 

背中を見せて髪止めを渡してきた。

意味が分からず高杉は顔をしかめて神威の背中を睨んだ。

 

「シンスケ、結び直してよ」

「何でオレが」

 

一人で出来るだろうにこの男は何を言っているンだか、高杉は呆れた顔で神威を見返した。しかし呆れた顔の高杉を意にも返さず神威は背中を向けたまま続けた。

 

「良いじゃん、直してよシンスケ」

 

言い出したら梃子でも動かないだろう神威に高杉は溜め息を吐いたことで了承した。

背中まで届く長い髪を手に取って高杉はするするっと迷うことなく流されたままだった髪を三つ編みに変えていく。

 

「…何甘えてンだ、てめェは」

「気の所為だよ」

「フン…兄が聞いて呆れる」

「シンスケその言い方母さんみたいだよ」

「てめェみたいな悪ガキ産んだ覚えはねェ」

「オレだってこんな目付きの悪い母さんに産まれた覚えはないよ。母さんはもっと美人だ」

 

言うじゃねーか、笑って高杉は終わったぞ、と背中にキレイに纏まった髪を前に持ってって肩に流してやり神威の背中をポンと叩いた。

高杉が直した三つ編みを見て神威は満足気に笑みを浮かべた。

 

「シンスケってホント器用だよね」

 

 

 

 

その後、あれから神威は髪がほどけると学校だろうとどこだろうと高杉の所に訪れては髪を結わい直してと現れるようになった。

面倒で高杉がそれぐらい自分で直せと言うとそれはもうしつこいくらいに付きまとって来るもんだから高杉はさっさと追い返すのに髪を結わい直してしまうのだ。

 

それが週に何回もあれば慣れてしまうもので珍しく教室に来てのんびりしてた高杉はそろばん塾の教科書に目を通してたが窓がガラッと開き、騒いでたクラスがシーンと静まり返ったから不審に思って顔を上げると3階だというのにどこから登ってきたのか神威がそこにいた。

 

「…何の用だ」

「やっほーシンスケ♪髪ほどけたから結わい直してよ」

「またか」

 

 現れた神威の髪がほどけてるのを見て想定はしてたがやっぱりそうか、と高杉はもう呆れるしかなかった。

既に諦めていた高杉は教科書を閉じると傍に神威を促す。すると心得てる神威は窓から教室に入ると高杉の横に隣の椅子を移動させて背中を向けて座った。

高杉はずっと横にいた来島また子から櫛を借りると神威の髪を傷付けぬようにすいてから櫛を置いた。髪を三つの束に分けて慣れた手付きで三つ編みにしていく。

教室にいた者達はいきなり現れた神威に驚愕してたのにその用事がただ高杉にほどけた髪を直して欲しいだけだった事にも目を見開いた。

妹である神楽はこっちに目もくれず完全スルーされた事に頭に来てるらしいがお妙になだめられていた。

  

「ほら終わったぜ」

「うん、ありがとうシンスケ」

 

今日の三つ編みの出来を確認して神威はニコリと笑うと土方バイバイ♪と土方に向かって手を振って入ってきたから窓からさっさと消えてしまった。

ホントにただ髪を結わい直して貰う為だけに遥遥と銀魂高校まで来たらしい。

高杉はいつもの事なのかもう用事は済んだとばかりに先程閉じた教科書を開いて机に脚を乗せてリラックスモードだ。

土方は高杉に近付いて声を掛けた。

 

「いつも髪を結ってあげてるのか?」

「ンな訳あるか。アイツが喧嘩で髪がほどけた時だけだ」

「にしては慣れた手付きだったな?」

 

からかってるつもりなのか笑みを浮かべてる土方に高杉は喉を鳴らして笑った。

 

「そりゃ嫉妬か?十四郎」

「な…!違ェよ!!」

「心配すンな、オレァ十四郎一筋だからよォ」

 

ニヤニヤと土方を流し目で見上げながら言うのに土方は顔を赤く染め上げた。

 

「ッ…バカ野郎…」

 

赤く染まった顔でそんな事を言われても高杉には可愛いらしいだけだった。

クラスの者には高杉と土方が付き合っている事は既に認知済みであり、二人がイチャ付き始めたと見た途端に元の騒がしさが教室に戻った。

実は前世の記憶がある3年Z組の生徒、いやこの銀魂高校に雇われてる一部の教師や生徒は皆前世の記憶があり初めの頃は高杉と土方が付き合ってると知った者は自分の耳を疑ったものだったが、二人が悪態を付きながらも二人の漂う雰囲気は落ち着いていて甘かった。

騒ぐ者が居ても猛反対する者はいなかった。

 

高杉は銀魂高校始まって以来の最恐のヤンキーだったが他のヤンキーと違って誰構わずターゲットにする訳でもない、喧嘩を売る訳でもなくただ自分のやりたい事をやってるだけの男だった。

そして非常に退屈を嫌う男でもあった。存外この男は祭りや派手な騒ぎが好きだ。

 

そしてこの見目である。男でありながら、まだ齢18才にして滲み出るフェロモンに男でも況してや女達は目を奪われる。

"歩く18禁"なんて呼ばれたりもしてるらしい高杉は周りの視線を引き寄せる綺麗な顔をしてる。

それもあってヤンキー達は高杉を気に入らずこぞって打ち倒そうと躍起になっている。

 狙われてると知っていても堂々としてる高杉だ、何人掛かってこようが余裕で叩きのめす。ポケットから手を出す事もなく脚だけで相手を伸す姿は正に魔王そのもの。

しかし最近は高杉に向かってくるヤンキーたちの相手を何処からとなく現れる神威が引き受けてる為か、高杉が手をというか脚を汚す事はなくなった。

ボディーガードのように高杉の傍を愉しそうに跳び跳ねる神威を周りからは高杉が暴れん坊の神威を手懐けたと噂されてる。

神威の耳にもその事は入ってる筈だが神威は敢えて否定はしないでいる。

 

 高杉の傍にいると面白い事が起こる、と神威は高杉の元までやってくる。

父と妹の小言が煩くて家に帰らずよく高杉の家に転がり込む程、神威は高杉を酷く気に入ってきた。

土方との仲も知っており、高杉との仲をからかって土方で遊ぶのも一つの楽しみだった。

年齢の割りに落ち着いている高杉は神威には兄のように思ってる不知があるのだ。

 

母が妹を産んで直ぐに重い病に伏せって父が病を治す為の治療法を探すのに家を空けてから兄という立場でしっかりしなくてはならなかった神威は母にも妹にも甘える事や弱音を吐く事も出来なくなった神威には高杉が唯一甘えられる事が出来る人間だった。

そして自然と高杉と付き合っている土方にも甘える事が度々出来るようになった。

 

だから神威はよく銀魂高校に遊びに来ている。放課後生徒が帰る頃に現れて帰宅する高杉と土方と一緒に帰る。そんな3人の姿を度々見掛ける事が多かった。

 

神威は高杉が気に入っている。そして、高杉が好きな土方も気に入ってる。

 

二人と一緒に居る事が神威には楽しくて気が休まった。高杉と土方はそこら辺の雑魚よりも強かったのも神威は気に入っていた。

つまらなかった世界が鮮やかな色をして輝いた。

 

神威は高杉のおかげで今が楽しく思えるようになったのだ。

 

高杉も特に神威を煩わしいとは思わなかったから好きにさせている。土方に手を出さなければ構わない。それにここまで懐かれるのは別段嫌ではない。 戦い以外に興味がなく無知な我が儘な弟を持ったと思ってる。

だから家に転がり込もうと好きにさせた。

土方との時間を奪われるのは癪だけども。

 

「十四郎、」

「ん?」

「今夜泊まりに来いよ」

 

傍らに立つ土方を見上げて高杉は笑った。

それが今夜のお誘いである事に気付かない程、土方は鈍くない。目尻を赤く染めてぶっきら棒に言った。

 

「それは別に良いけどよ、神威が来るンじゃねぇのか」

「さてねェ、来るかもしれねェが一緒に寝てる訳でもあるめェし十四郎と楽しんでいても分からねェよ」

「オレが気にするンだが…」

 

神威がいる手前でヤろうとするのは如何なものかと躊躇する土方だが否とは言わなかった。

土方だって健全な男子高生だ。溜まるもんは溜まっていて高杉と触れ合うのに断る理由は神威が隣の部屋で寝ている事だけ。しかし高杉の言う通り居るだけで声が聞こえる訳でもないのだから気にする事はないのだろう。(高杉の家の壁は全てが防音なのだ。)

 

土方は小さく頷いて了承した。高杉は土方の手に触れてそっと握ると柔らかい笑みを浮かべて優しい眼差しで土方を見つめた。

 

二人のなんとも甘い雰囲気にクラスメイトはここが教室だって事を思い出して欲しい、と思いながら好き勝手に過ごしていた。

 

 

 

END

 

◆高土

※土方さん女体化

※高杉さんが冷血ではなく優しいです。

※二人とも都合良くキャラ崩壊の少女漫画並みww

 

 

 

高杉は血に汚れた両手を拭きながら、壁に背中を預けて座り込む女子生徒を振り返る。


女子生徒…土方十四乃を襲われていた所をひょんなことから高杉が助けたのである。

 

「………。」


高杉は怯えながら虚ろな目で自分を見上げる土方を見下ろした。


高杉は学校に登校はするが教室には余り行かないので良くは知らないが高杉が知ってる土方は女でありながら男のような言動と手足の早さ、スパルタな厳しさで周りからは‘鬼の副長‘と恐れられており、自分よりも大きい大の男にも怯む事無く、逆に血祭りにして制裁を降すような女だ。


だが、今目の前にいる土方は大の男を倒すことは出来ないと断言出来る程、弱々しい姿だ。

 


…面倒くせェ……。


高杉は隠すことなく舌打ちすると、土方に近付き学ランを脱いで目線を合わせるようにしゃがんで土方に学ランを被せた。

それだけでびくっと怯えて震える土方は高杉をじっと揺れる瞳で見つめると震える声で紡いだ。


「……た…高、杉…?」
「……。」


高杉は何も言わず、無言で手を伸ばした。

またもやびくっと怯える土方だが伸ばされた高杉の手が寸の所で止まり、何か待っているように伸ばされたままでいるのを困惑した表情で首を傾げた。


分からないと首を傾げる土方に高杉は淡々と告げる。


「…その格好のままじゃ、いやだろ。助けたのは俺だし最後まで面倒みてやる…触れられるのはいやだろうが掴め。保健室まで連れてってやる」


そう言われて土方は改めて自分の姿格好を見下ろした。
制服とスカートが見るも無残に引き裂かれ、下着も切られて肌のあちこちに吸われたであろう鬱血が散らばっていた。

土方は先程の出来事を思い出して顔を青ざめると無意識に学ランをぎゅっと引き寄せて肩を震わせた。


「……ほら、」


自分から無理に触れることをせず、土方自身から来るのを短気であった高杉は辛抱強く待った。
土方もそこら辺に転がる男達がいつ起きるのか分からない為、早くこの場所から去りたい一心で高杉に腕を伸ばして首に腕を回して縋った。

 

だが、土方の心配を余所に男達が目を覚めすこと等ない、全ての機能をしばらく動かなくしてやったからだ。
回された腕がしっかりと掴まっていることを確認して高杉は土方の背中に右手を添えて左手を膝裏に差し入れて持ち上げた。
いうなれば、‘お姫様抱っこ’だ。


土方は何も言わず、ただ必死にしがみ付いて高杉の肩に額を押し付けて視界を遮断した。腕の力が強く、息苦しいと思うものの高杉は何も言わず無言で真っ直ぐ保健室へと向けて歩いた。

 

 

 


保健室に着くとノックもせずドアを開けて高杉は遠慮なく入る。


いつもなことながら保健医は居らず、居ないことを良いことに窓際に近いベットのカーテンを引いて土方をゆっくりベットに下した。下ろしてもいつまでも腕を離さないから高杉が土方の背中を軽く叩いて大丈夫だということを伝えると土方は渋々腕を解いた。


「これでもう平気だろ。じゃな」

 

面倒事は避けたい。

 

背を向けてドアの方に向かって踵を返す所でワインレッドシャツをガシッと力強く掴まれた。そのことに高杉はやっぱりか…と進むことを諦めて、ため息を吐きそうになったがなんとか堪えて肩越しに土方を見下ろして口を開いた。


「……誰か呼ぶか?」
「ぃ、やっ……!」


今の姿を見せたくないのに、人を呼ぶことなんて出来ないだろうに…無神経だったな。
高杉は折れんばかりに首を左右に振る土方に今度は隠すことなくため息を吐いた。

ここは俺ではなく誰か親しい女の友達を呼んだ方が良いんじゃないのか?男の俺を引き留めたって俺に何が出来る…。


「…ならどうしろと?」


見下ろして聞くと、土方は瞳を涙で潤ませて高杉を見上げ必死に引き留めようとシャツをクイッと引っ張る。


「…傍にいてっ…!!」
「………。」


土方の震えながらも決して離すまいとシャツを握る手を見て、高杉は肩を竦めて仕方なく土方の隣に腰を下す。

すると土方は高杉のシャツから手を離して未だ恐怖で震える腕で高杉の体に腕を回したと思ったら肩に頭を預けて目を閉じた。

その行動に多少驚きながら、やはり高杉は何も言わずに好きなようにさせた。

 

 

しかし、かれこれ2時間が経つと高杉は土方の背中を驚かさないように、怯えぬようにゆっくり摩りながら声を掛けた。


「…土方」


高杉の声にピクリと微かに身を動かして、土方は顔を上げて高杉を見つめた。

その顔はまだ怯えている様子だったが気分は少し落ち着いているようで高杉は続けた。


「このまま授業受けるのは辛いだろ?その制服はもうダメだろうし学ランそのまま貸してやる、帰れるか?」


高杉の問いに土方は弱々しくも頷き、ベットから降りた。続いて高杉も立ち上がると土方に学ランを腕に通らせてからキッチリとボタンを留める。

土方と、ついでにこのままサボるから自分のカバンを持って来るために保健室を出で行くと土方も高杉の後を着いて行く。


「お前も来るのか?」


歩きながら問い掛けると土方は無言で頷くが、その表情は一人になりたくないと物語っていて高杉は何も言わずゆっくり歩調を合わせて進んだ。

 

3年の廊下を渡って教室にたどり着くと覇気のなくダルそうな声音で教科書を読み上げる銀八の声がしんとした教室に響いていた。
その静寂をガラッとドアを開くことで破り、高杉は教室に入る。

土方は廊下で待つことにしたのか、教室に顔も出さなければ入って来ない。

 

静寂を破った高杉に銀八と教室中の視線が集まるが高杉は気にも留めず自分のカバンを持ってからスタスタ土方の席に向い机の中にある物全部カバンに無造作に入れてチャックを閉めると用はないと教室を出ようとしたが、出ようとした所で引き止められた。


「高杉―、来て早々堂々とサボりか。後、そのカバン大串くんの物でお前のじゃねーよ?それも堂々と盗むのか、お前は大串くんが好きだったんだな。だが残念なことながら大串くんはお前に脈などないぞ、潔く諦めろ。というか、学ランは?」


長々と思いっ切り誤解をして声を掛けてきたのは銀八だった。

高杉は掛けられた言葉に否定も固定もせずに、ゆっくり振り返って銀八の方を向いた。

 

 

「………悪ィか?」
「いや、別に悪かないけど…いや、悪いっちゃ悪いけどな!てか何に対しての悪いか?!」
「何で高杉が土方さんのカバン持ち帰ろうとしてんでさァ」


目を窄めて高杉に言ったのは可愛い面して悪魔もビビる腹黒い沖田総悟だ。

周りも疑問に思っていたので高杉に視線が集中して高杉は気分悪く舌打ちする。


「土方は早退だ」
「大串くんどっか悪いの?」
「…そんな感じだ」
「トシは大丈夫なのか?」
「……大丈夫だろ」
「なら何で高杉が土方さんのカバンを持ってくんでぃ」


周りからの質問攻めに高杉は埒が明かないといい加減イラついていたら、高杉の惨状を廊下で聞いていた土方がドアから顔だけを覗かせた。

それに気付いて高杉が振り返ると銀八達も気付いたのか近藤が席を立って駆け寄ろうとした。


「トシ!具合は大丈夫なのか?」
「土方さん!」


近藤に続いて沖田と山崎もすかさず席を立つが、土方はその前に顔を引っ込めてしまった。

近藤は土方が何故隠れるのか何が何なのか分からず困惑しながらどうしたもんかと沖田達に目を配っている。

高杉は動揺している近藤達に目もくれず廊下にいるであろう土方の様子を見る為、教室から出ずに上半身だけ出して横下を向くと腕が伸びてきてガシッといきなりシャツを掴まれて驚いたが、掴んだ本人の肩が大きく震えていた。


「…や、やっぱり無理っ…!帰れない…っ!」
「………、」


小さく、声が震えていたので余り聞こえなかったが高杉にはハッキリと聞き取れた。

どうやら、襲われたことによって親しかった近藤達でも恐ろしいらしい。


完全に男子恐怖症だな…と冷静に判断した高杉は土方のシャツを掴む手を離させてその手を握り締めると土方の震えが少し治まった気がした。


「どうしたんだ、トシ?」


近藤は戸惑いながらも土方に声を掛けるが、声を掛けられた土方がびくりっと肩を震わせて高杉は完全に教室を出ると土方に教室を覗かせない様に自分の方に抱き寄せて銀八と近藤達を振り返った。


「…明日話してやるよ。…行くぞ土方」


去っていく高杉と土方に近藤達は声を掛けることも出来なくてただ見送った。


昇降口で互いの上履きを靴に履き変えて、高杉は土方を振り返ると問う。


「家はどこだ?」
「……、」
「土方」
「………帰りたくない」
「そうはいかねェだろ。家族は?」
「…海外、」
「…一人暮らしか」


高杉はクラスの女子の誰かに泊めてもらうか、と考えたが男子恐怖症だから無理だと思い至った。

志村妙は眼鏡の弟がいるし、猿飛はなんかヤバそうで返って酷くなりそうだ色々と…。柳生九兵衛の家はほぼ男ばかりで泊めてもらうこと等出来ないだろうな…。
どうしょうかと考えていた高杉はふと、というかそもそも女子は大丈夫なのか?と思った。

 

「………。」


結論が出なかった高杉は、土方を誰かの所に泊まらせる事を止めて結局自分の自宅に泊まらせることに決めた。

何故か知らないが土方は高杉のことだけは怖くないらしいし、今のとこ自分がやるしかない。
助けた以上、最後まで面倒見ると言ったのは高杉だから責任は持つ。

 

「…帰りたくないンなら、俺の所に来るか?」

 

 

 

復活祭も後残り僅かで…!!

 

こんにちはです!

久しぶりにブログ更新しました…やっぱり定期的に続かない美琴は駄目な人間です。間違えました、ただの雑草でした✨

 

それはそうと1月もあっという間に終わりますね…!!(><)

先日は京都へ行き、天野明展に言って参ったばかりなのに早くもまた行きたい衝動にかけられてます…!!
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↑(ぺたっとザンスクを入れて加工した天野展会場です♥ついでに言いますとスクは22日の私の格好でボスが23日の格好です!)

 

沢山のグッズを大体買えましたし、スマホなのにiPhoneケースを買ってしまいましたw

カフェはツナさんのが食べたかったのですが並んでる間に売切となってしまって泣く泣く雲雀さんの抹茶わらび餅と骸サマとクロームの霧ソーダを頼みました!

雪も降って寒いのに二人して冷たい飲み物ばかりww
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↑(私は無事ヴァリアーコースターをGET✨そるさんは交換して下さる方が居たので二人してヴァリアーコースターGET👍♥)

 

原画の方も人が少なくなってきた頃合いを見計らって入りましたけど、中野とは比べ物にならないくらい原画が数多く展示されており、そしてボスカスやヴァリアーがいっぱいで感激の余り美琴号泣…ッ😭😭😭💦

 

まさか人前でしかもあんなに人の多い所で泣くとは自分でも思わなかったのですけどボスカス尊いよ…可愛かったしまさか連載終わってからも天野先生のボスカス描き下ろしを見られるとは思わなかったしまさかWe Are ヴァリアー編を生原画で拝めるとは思わなかったから号泣しますよ…スクの原画を舐めるように見つつ連写し、アップのボスに腰を抜かしそうな程見惚れました…天野展最高です!!!( ;∀;)🙏💕💕

 

二日間行きましたけど、飽きませんね(真顔)

期間限定で京都に移り住みたいくらいに天野展毎日でも通いたいです~!!何で私は関東民なの?!!でもイベントは関東に多いからどうとも言えないのがツラい!!

ともかくまぁ、…天野展は最高だったから2月も行く事にしました✌✨

23日はNoireさんや憧れてたショコラさん、何かと良くして頂いてるみかんさんにも会えたのでやっぱり天野展は最高としか言えないです。

 

みかんさんの山本のバットに対しての一言は絶対に忘れませんよ…♥

 

ザンスクについて語ってからお互いに用事や帰宅時間もあったので各々その場で別れてそるさんとまたもじっくり原画を見て京都に戻り、そるさんは新幹線で私は夜行バスでまた帰宅です!

 

凄く楽しい二日間でした…♥

 

ザンスクは描けなかったけど素晴らしい先生の原画を見て描ける訳もなかったから良いや✨

 

予定より帰宅時間が遅くなってしまったが無事に家に帰れたから良かったです!!

帰ったら家の事を一通りやってから休みました。

原稿はまだやれてないし早くなんとかしたいのだけど、筆が進まん~…!!

こんなんで大丈夫なのか?!って自分自身で心配だけど美琴は頑張ります…!(><)💦

 

にょた本をなんとしてでも布教じゃ~!!!

 

 

2017.1.27  美琴

 

◆温もり

 

「~~~XANXUSのバカ野郎!もう知らねェっ!!」

 

大きな声で怒鳴りスクアーロはXANXUSから背を向けると窓を開けてバルコニーに出た。

XANXUSはベッドに背中を預けたままスクアーロを気にもせず手にしてたワイングラスを傾けて口に含む。

スクアーロはバルコニーの手摺に腕を乗せて寄り掛かると涙が溢れそうな目元を擦った。

 

「(XANXUSのバカ……)」

今回も些細な事で意見が食い違っただけの事だ。下らない言い合いをしてる内にスクアーロがつい頭に血を上らせて大人気なく怒鳴ってしまった。

自分の部屋に戻れば良かったとスクアーロは後悔した。まだ冬ではなくても夜更けは風が冷たくて体があっという間に冷えてしまった。

しかも寝る前だから今はシャツ一枚だ。

 

「……くしゅっ!」

とうとう小さなくしゃみまで出た。

スクアーロは自分が馬鹿みたいだと薄く自嘲する。

中に入れば良いと思うのだが言い合いをして喧嘩した手前ボスと顔を会わせずらい。負けた気もして意地でも中に戻りたくなかった。

別に……喧嘩したい訳じゃねぇのに…。

 

「ッ……はくしゅ…!」

左手はないから何ともないが残ってる右手の指先と体が冷えて震えてきた。他人事のように思いながらスクアーロは腕を交差させて自分の体を抱き締めながら涙を堪えた。


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「……このバカ」

耳元で大好きな声が聞こえたと思ったら冷たくなってしまったスクアーロの体は温かい毛布と力強い腕に抱き締められていた。

「…ぁ……」

「…さっさと中に入れ、バカでも風邪は引く」

そう言うなやXANXUSはスクアーロを閉じ込めたまま強引に連れてくとベッドに下ろし中に入ると上掛けをスクアーロの肩までちゃんと被らせる。

「……XANXUS、」

「…寝るぞ」

「っ……うん…」

 

謝る事なんて出来なかったし喧嘩もあやふやのままになってしまったが下らない喧嘩で明日一緒に居られないなら自分も気にしない事にする。

 

スクアーロはXANXUSの頬を軽くキスをしてから褐色肌の胸元に頬を擦り寄せて目を瞑った。

 

 

END

 

 

久しぶりにブログを開きましたw

昨日ザンスク専用小説ファイルを見付けたのでその中の1つをupです////

喧嘩してても一緒に寝る二人を書きたかったンだと思いますw

昔に書いたヤツなので相も変わらず下手くそな文章ですけど少しでも楽しめたら嬉しいです…♥

 

美琴  2017.1.16

◆ 鎮魂

唯一の安らぎ

 

 

 

スクアーロは微睡みの中からふつふつと感じるピリッとした肌を刺す感覚で目を覚ました。

自分はさっき長期任務から帰ってきたばかりで任務だから余り気を抜いて眠れなかったから早く微睡みの奥深くに潜って休みたかったが、そうも言ってられないのだろう。

 

何故なら、オレの主が怒っているからだ。

 

既に夜間にも関わらず帰って来た時は主は城には居らず、明日の朝食の仕込みとドルチェを作っていたルッスに聞いてみれば主は緊急に本部に呼ばれてボンゴレに出向いてるとの事で早く主に会いたくて早めに帰ってきたもののすれ違いになってしまったようだ。

 

やっと会えると思ってたのに肩透かしを食らう。

仕方ないから報告書を一通り書き終わらせていつ主が帰ってきても直ぐに起きれるようにそのまま主の仕事部屋である執務室のソファで横になって待っていたのだ。

 

だんだんピリピリと肌を刺す殺気がこっちに近付くにつれてスクアーロもソファから身を起こして未だぼぅとする頭を振って目を擦ってから完全に覚醒する。

するとバァンッッ!!と重い扉が大きな音を立てて勢いよく開かれた。見ると主、XANXUSが今にも眉と眉がくっつきそうな程に眉間に皺を寄せて怒りを隠さず険しい表情をしてるではないか。

 

ここ暫くはこんなに怒りを露わにする主を見てなかったのに、一体本部で何があったのやら・・・。

XANXUSはこっちの存在に気付いたのかジロッと目線をこっちに向けた。普通の人間ならばここで顔を青ざめて悲鳴を上げて腰を抜かして逃げようとするものだが、主のこんな顔なんて何十年も見てきたスクアーロはあぁ、今日もオレのボスはなんて良い男なのだろう・・・と場違いにもズレた事を思っていた。

 

ソファの上でXANXUSを見つめてると目の前まで無言のまま移動してきて見下ろされる。重苦しい空気で充満する部屋。無言のままの主を見上げてスクアーロは怒りに渦巻く深紅の目をじっと覗く。

 

深紅の目の奥には色んな感情が渦巻いている。 怒り、苦痛、絶望・・・様々な感情が渦巻きこんがらがって大きな体が震えている。

 

昔なら物やオレに対してその身を焦がす程の怒りを発散させようと破壊と暴力を強いていたのに今では余程のことがない限り、手を上げられてない。

丈夫に出来てるから我慢せずオレで発散すればいいのにボスはどうしても手を上げることはなかった。

 

我慢した分、身に巣食う炎が怒りと同調して酷い熱を起こさせるのだけどその場合、主がどうやって怒りを発散させているかってぇ?

 

 

それは…、

 

「XANXUS」

 

スクアーロは徐に主に向かって両手を広げる。

主はぴくっと僅かに体を揺らすとスクアーロをじいっと見下ろした。その表情が変わることはなかったがスクアーロも見つめ返す。

 

暫く二人は動かないまま見つめ合ってたが最初に動いたのは以外にもXANXUSで、小さく溜息を吐いたと思ったら床に膝を着いて腕を広げたスクアーロの胸に顔を埋めた。

スクアーロは透かさずXANXUSの頭を抱き締めて頬を寄せながら頭を撫で、背中をゆっくりとさすった。

されるがままにXANXUSは頬に感じる柔らかい乳房の感触と馴染みのスクアーロの匂いに荒ぶる気持ちが次第に落ち着いてくるのが分かった。もっと直に感じたくてぐいぐいっと頭を押し付けると上から嬉しそうに笑う声が聞こえると同時に強く抱き締められた。

 

優しく己を包むオンナの腕の中で、いつの間にか身を焦がそうとする怒りが消えていた。 それでも尚、オンナはまだ己を離そうとはしない。

もう落ち着いていたが自らオンナから離れようとは思わずそのまま心地いい腕に収まった。

 

「・・・・・・今日はお疲れさんだったんだなぁ」

 

撫で撫で、と子供をあやすような手付きで頭を撫でられるが・・・本当に子供を相手してるような感じなのは気のせいだろうか・・・?

 

途端にムカっと怒りを覚えたがXANXUSは直ぐに諦めたように溜息を吐いて身動きをして落ち着く場所を探した。

オンナは先ほどまで眠っていたのだろう、名の通り魚類みたく低温体温の筈が今はやんわりと暖かい。

 

精神的に本部での事で疲れた体は今にも意識が薄れて沈みそうだ。 頬が動く度に胸や腕に当たる。触れ合った所からじんわりと体温が伝わってくる。体温だけじゃない、鼓動ーーーーーそれから吐息。全部が伝わってきてーーーーー温かい。

 

そして温もりがそのまま、熱になるのを感じる。

熱い、鼓動。

 

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急に呼ばれたからやり残した仕事はまだ残っていたがこのまま寝るのも悪くない。

思い立ったが吉日、XANXUSは身動ぎ、そのまま立ち上がった。その為に抱き締められたままのスクアーロは息をつめてXANXUSに抱き上げられた体勢となり首に腕を回し体勢を安定させて落ち着く。

 

「XANXUS?」

 

「寝る」

 

簡潔に言うとスクアーロはいつものように煩く言わず、心得たと笑みを浮かべて了承の意として軽くキスをした。

そのままXANXUSに抱き上げられていつも眠っている寝室へと消えた。

 

 

 

End

復活祭お疲れ様です!

お久しぶりです!ブログの更新を忘れてた内に復活祭が終わってました…wwww

 

未だに復活祭の余韻が抜けきれてないのですが凄く楽しかったです(*^-^*)

準備は全て整っていたので復活祭前日はドキドキしながらのんびりと当日になるのを待ってたのですが私は復活祭前の腹ごしらえでそるさんと夕食を食べてきました♥

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(↑抹茶ラテフロートとじゃがバターデニッシュ♥サクサクしてて美味しいです✨)

 

そるさんと落ち合うまでにあれ?!そるさんどこ?!!っていう状態になりましたが無事に会えたので良かったです!

 

復活祭の事を考えるとお腹が痛くなる程緊張してしまって二人してドキドキしてましたが楽しみでもあってそるさんと談話しながら時間が進む度にうぉ~~ッッ?!!ってなってましたwww

 

ザンスクの話が出来るのって凄く楽しいし貴重だからもう語れるものは語ろう!!と語ってたら前々から言ってた「ラブホに行きたい」という願望を話した所、行く事になりました✨

 

だって行きたいじゃないですか?!!!

そしてベッドを訳もなく乱してそこにスクの隊服を置いて事情の後って感じなのを撮りたいし凄く見たいです~!!😂🙏💕

 

色々撮りたいのありすぎて興奮しながらそるさんに話してたら危うくレッドカードを出す所でした…ふぅ、危ない危ない←

 

語ってると時間が進むのが早いしで明日も早いので早々に帰宅する事にして駅でそるさんとハグしてからお別れしました!

 

帰宅して明日の準備は既に終わってるので寝ました…!緊張で眠れなかったのですが頑張って目を閉じましたねww

 

頑張って目を閉じたのに、夜中にベッドの下からガサゴソと騒がしくて家が1階なので虫が入りやすく、G?!!かと思って急いで飛び起き、敵を抹殺しょうとゴギジェットを片手に電気を付けて騒がしい所を見たら飼っているキンクマのハム太だった……え?

 

ドッと疲れました…()

 

もうこの子は一体どうやってケージから逃げ出したのやら(´・ω・`:;)

ちゃんと戻して部屋に戻るももう一度眠る気にはなれず、そのまま起きて復活祭に赴く事にしました✨✨

 

復活祭の詳細はまた後日載せます♥