◆宿虎五悠(R18)
※先天性女体化な宿虎(宿儺さまは悠仁の影響で女体化)
※五条先生が途中で交ざる3Pです
夜の静けさに耳を傾け2個重ねた枕を背もたれにしながら宿儺は濡れた音を立てる胸元を見下ろし、子供の頭がもぞりと蠢くのを眺める。
「んちゅっ…ん、ちゅぱ…」
「……乳が出る訳でもないのによくもまぁ、そんなに必死に吸えるものよ」
「んくっ…ん、別にミルクが欲しい訳じゃねぇよ?ただ宿儺のおっぱい吸いたいだけ」
ニコリと笑うその顔は本当に嬉しそうで宿儺はため息を軽く吐いて悠仁の頭を撫でた。呪いの王の乳房を赤子のように吸うなど恐れ知らずにも程がある…と思わないでもないが宿儺は悠仁だから勝手を許している。
好きにしろ、と暗に言われてトロリと悠仁の琥珀の目が潤んでスっと細くなる。
ずっと悠仁の口内にいた宿儺の薄紅色の乳首が吸われて赤くなり涎でテラテラと濡れていた。
久しぶりに触れた外の空気によって冷えてぷっくりと立ち上がってしまっていて、それがまるで熟れた赤く甘い果実に見えて悠仁は喉が鳴ると同時に柔らかい下乳を持ち上げるようにして寄せるとまた口に含んだ。
まるでマシュマロのような心地よい手触りに夢中になりミルクなんて出る筈もないから味なんてないのに、悠仁にはそれが何故かひどく甘く美味しく感じられた。
「んぅ、ちゅっ…ん、ふ」
つんと立ち上がってコロりとした乳首をまるで飴玉を舐めるみたいに舌で転がしては押し戻すように舌で押し込み、乳輪ごと口に含んで甘噛みしてちゅうっと吸い付く。
恍惚とも言えるその表情に宿儺はクツクツと楽しそうに笑う。
悠仁は宿儺の胸に夢中になっているから宿儺は手持ち無沙汰だ。ならば己も可愛がってやろう、と宿儺の着物の前を崩しただけの格好と違って全ての衣服を脱ぎ払った悠仁の胸へと手を伸ばした。
己の腹に凭れ掛かって押し潰されて形が歪んだ胸を手の平で掬うように持ち上げれば隠れて見えなかった桜色の愛らしい陥没乳頭が姿を現した。
これに用があるのだ、と宿儺がきゅっと中に隠れている乳首を乳輪ごと摘むと悠仁の肩が跳ね上がった。
「んむぅっ!」
びくりと震えた琥珀の目が咎めるように宿儺を見上げると宿儺はくつりと笑い此方は暇なのだ。俺も楽しんでも良かろう?とそう視線で返せば悠仁は目を細めて勝気で挑発的な視線でもって宿儺を睨み返した。
それじゃあ煽るだけなのだと、いつ分かるのやら。
悠仁の軽い挑発に乗り、爪先でカリカリと先端を擽るように引っ掻けば少しずつ隠れていた乳頭が硬くなって顔を出してくる。
指先を己の舌で濡らそうとれっと舌を出せば下から悠仁の目が宿儺をじっと見上げる。その熱の篭った視線に気付いた宿儺が笑みを浮かべその目を見つめ返しながら見せ付けるようにねっとりと己の指に舌を這わせれば悠仁の目元が赤く染まった。
いつでも初々しいなと笑みを零し、充分に濡れるとその指でくるりと乳輪と頭を擡げた乳首をそっと撫で上げればぴくんっと反応してつんと完全に頭を出して立ち上がってみせた。
愛くるしいヤツめ、と目を細めた宿儺が今度は出てきた乳首だけを指で摘み引っ張って弄ぶ。
「ふ、んぅっ…!」
くにくにと刺激されて悠仁が鼻にかかった甘い声を上げるが決して宿儺の胸からは口を離さない。その強い執念に宿儺はほぅ?と感心して深く笑みを浮かばせると更なる責めに出る。
頼りなく立ち上がった乳首をくるくると捏ね回し、ぴんっ!と指で弾いてみせればその度に肩を震わせる悠仁の息は熱く上がっていき、己の乳房を吸う力が弱くなってくる。
それでも頑なに宿儺の胸を口から離そうとはしないのだから大したものだ、褒めるように頬を撫でればくぅん、と甘えた声が上がった。
己で育てて立ち上がった愛らしい乳首を是非に舌で可愛がりたかったが生憎と悠仁が己の乳房を離さないから今回は無理だろうな、と手を止めないままに宿儺はひどく残念に思う。
「ん、んっ…っ」
ふるふると震えながら背を這い上がって襲う快感を我慢しょうと悠仁が宿儺の体に両腕を伸ばしてぎゅうっとキツく抱き着く。
そうしてしまうと悠仁の顔は宿儺の胸に埋もれて隠れてしまい表情が見えなくなる。
それが気に入らなくて宿儺は片眉を上げた。
「ほれ、顔を隠すな」
べしっと後頭部を乳首を可愛がっている反対の空いた手で軽く叩けばおずおずと顔を覗かせた悠仁の目元は赤く染まり琥珀の眼は潤んで今にも零れてしまいそうに揺れていて悦楽に感じ入っている事を隠しもしない。
「何だ、乳房だけで感じたのか?」
ん?正直に言うてみろ、とニヤニヤ笑いながら問い掛ければ恥じらって睫毛を震わせながら目を伏せる。
まるで純情無垢なその反応に嗜虐心が煽られるのだけれど恥じらっているくせに宿儺の脚の間に自分の太ももを挟み込み腰を押し付けるという大胆な行動に出るのだから愛しくて堪らない。
押し付けられた腰と、挟み込まれた脚の間からぐちゅっ…と湿った濡れた音が響いた。
どうやら本当に乳房だけで感じ入って濡れてしまったらしい子供に宿儺は口元に張り付いた笑みを外す事が出来なかった。
「クックッ…厭らしいなぁ?小僧…乳房だけでこんなにも濡らしてなぁ…」
悠仁に挟み込まれた足を立てて揺らせばぐちゅりと更に粘ついた粘着質な音が耳に入り、悠仁は羞恥心に耳まで赤くしたが動かされた脚が敏感な所を擦って気持ち良かったのか悦んで甘い声を上げる。
もっと頂戴、とでも言うように宿儺を見上げながら自ら腰をゆらりと前後に揺らして気持ち良い所を擦り刺激すれば背筋を這い上がるものにトロリと眼を蕩けさせた。
「…良い良い。存分に可愛がってやろうな?」
隠すこと無く素直に快感を求める悠仁の痴態に宿儺は上機嫌に頷き愛しそうに深紅の眼を細めた。
もっとくれんの?と期待に煌めかせた悠仁に笑みを返して宿儺はだがその前に…、と視線を悠仁から扉の方へとやった。
「貴様、いつまで見ているつもりだ」
怒気を含んだ宿儺の声音にえ?と驚いた悠仁が思わず宿儺の胸からとうとう口を離すと同じように扉の方へ顔を向けた。
するとそこには扉に寄り掛かって両腕を胸の前に組んで此方をじっと見つめている呪術師最強・担任の五条が立っていた。
五条に気付き目を見開いて悠仁は暫し固まってしまった。
「?!…五条…先、生…!?」
刹那、ブワァッ!と全身を真っ赤に染め上げた悠仁は慌てて毛布を引き寄せて何も身につけていない自身を隠し宿儺の影に隠れる。
な、何で先生がここに居る訳?!てか気付かなかった…!!
宿儺に夢中になって周りを警戒し気配を察知する事を怠けていた事は白状するけど呪術師最強である五条が本気で気配を消せばまだ発展途上中で未熟の悠仁にはその気配を捉えることは不可能だ。
「い、いつからそこにいたの?!」
「んー?えとね、宿儺がミルクなんて出ないのによく必死だな、って所からかな?凄く絶景だったから声を掛けるのが勿体なくてね」
眺めてちゃった。とニコリと悪げも無く言う五条に恥ずかしさの余り悠仁は涙目になりながらそれかなり始めの所からじゃんか!!と叫んだ。
毛布に包まって唸りながら隠れてしまった悠仁の頭ら辺を撫でて前を寛げて晒したままの胸を隠す素振りもなく宿儺は五条にで?と先を促した。
「用があったから訪れたのであろう、何の用だ呪術師」
「うーん…そうだったんだけど、大して重要な用件でもないしなんかどうでも良くなった」
カツ、とベッドに寝そべる2人に五条が近付き後一歩踏み出せば触れられる手前で足を止めるとスルりと目隠しを外した。
擦れる音に何だ?と気になって隠れていた悠仁が毛布から顔を少しだけ出せば五条が自分を見つめている事に気付いてハッと息を飲んだ。
いつも黒い目隠しで隠されている青空がひたりと己を見つめている、澄んだ色の美しいその目に視線が外せなかった。
「それよりも…禁断の花園に僕も交ぜて?」
甘い蜜を思わせるその声音に知らず悠仁の体が小さく震える。
神秘的なその瞳が悠仁を捕えて離さない、初めて見た時もそうだったけど悠仁は何故か五条のその眼に弱かった。
まるで体の力を抜かれたみたいに、ただその目を見つめていたくなる。
五条は悠仁が好きだ。
だからこんな美味しい機会を易々と逃す筈はない。宿儺の胸を口に頬張り淫らに腰を揺らした姿を思い返して五悠はズクンと腰が重くなる。
「っ…」
一瞬五条の瞳に見惚れていた事に気付き悠仁は我に返り居た堪れなくてパッと視線を外すけれど五条の目が焼け着けるようにこっちを見ているのが分かる。
さっきまではずっと見られていたから何も身につけていなかった体を覚えられてその記憶を辿るように毛布で隠した体をあの目で見下ろされていると感じれば悠仁はゾクリと体を震わせては足の間を濡らしてしまっている事を自覚した。
焦って居心地悪そうに誤魔化してもじもじっと太ももを擦り合わせれば気付いた宿儺が手を伸ばして悠仁を後ろから抱き締めて徐に濡れた悠仁の秘部に指を這わせる。
「す、宿儺ぁ?!」
狼狽えて足を閉じて逃げようとした悠仁の動きを足で止めて体を隠す毛布を剥ぎ取って濡れそぼった中に指を突き入れればびくりと体が跳ねて嬌声が上がる。
「あっ…ん!あっ…あ…っ!」
「逃げようとするな」
掻き混ぜるようにグチャグチャと指を挿入すれば悠仁からは良がって感じている声がひっきりなしに上がり宿儺を止めようとするが指が壁際の膨らみを遠慮なく押して擦るものだから声を上げ続けるしか出来ない。
何回も悠仁の中を可愛がってきた宿儺には悠仁の一番感じる所を探り当てるなんて朝飯前だ。
「うぁぁっ、や、やだぁっ、あ、ぁ~っ…」
「見られて気持ち良いのか」
じゅぶじゅぶっ!とはしたない音を立てて宿儺の指が中を掻き混ぜると手を濡らす程びしょ濡れなソコをじっくり見下ろし美味しそうに咥えている、と五条が舌舐めずりする。
布団を剥ぎ取られてしまい足を閉じないようにと宿儺の脚が羽交い締めするように悠仁の足を押さえ込んで開かせているから五条からは濡れているソコも、宿儺の指が出し入れして挿入する所も全てが晒されていた。
「ぃやぁ、やだ…っ、見ないでぇ…っ」
必死に宿儺の手を止めようと手を伸ばすが力が入らず腕に添えるだけで止める事が出来なかった。イヤイヤと頭を振る悠仁の項に舌を這わせて耳裏まで滑らせるとカプリと耳朶に甘く噛み付いた。
鳴いて感じている悠仁に笑みを浮かべながら五条に見せ付けるように中を掻き混ぜる反対の手で割れ目の上に所在無さげに硬く立ち上がった赤い突起を撫でて可愛がってやった。
するとびくんっ!と大袈裟に大きく体を跳ねさせた悠仁が目を見開いてポロっと涙を零して泣いた。
「やあぁぁっ…!あ、ぃや、そこ触っちゃっ…!」
クリクリと円を描くように擦ると中からじわりと愛液が溢れて宿儺の手とベッドシーツを濡らす。
ダメだと泣く悠仁にそうか、嫌なのなら同時は止めよう。とニヤリと笑った宿儺が中を掻き混ぜていた指を壁際の膨らみを強く押してから勢いよく指を引き抜いた。
「ひっ…!きゃうぅ〜ッッ!!」
指を抜いた瞬間、イってしまいぴしゃぁあと悠仁は潮を吹いた。
ベッドも床も濡らしてしまう程に勢いよく吹いて体を痙攣させた。指は抜いたが突起を可愛がる手は止めなかった宿儺は潮を吹いていた間もクリクリと擦ってやれば悠仁は琥珀の目から涙が溢れんばかりに零しながらびくびく震えて継続的に潮を吹いた。
「ダ、メぇ…イ、った…イったからぁ…!」
「潮を吹く程良かったのか、ほらまだ止まんぞ?」
「ぁあ、ん…あ、ぁ…っ…」
最初の勢いはないがぷしゃ、ぷしゅ…と止まらない潮吹きに宿儺は嬉しそうに悠仁の項にキスをした。それにさえも感じて悠仁は声を震わせて嬌声を上げる。
酷い倦怠感にくたりと宿儺に凭れ掛かる悠仁はぴくっぴくっと体を痙攣させてその眼は揺れて焦点が定まってない。
息が上がって赤く染まった頬は色香を漂わせていた。
好きな子の淫靡なその光景を目の前で見せ付けられて我慢なんて出来る筈もなく五条は一歩前に進んだ。宿儺が五条を睨み付けたが制止する声はなかったので膝を着いて悠仁の滑らかな太ももに手を伸ばして触れた。
「は…あっ、ぁ…せ、んせ…?」
「僕にも食べさせて」
トロトロに蕩けたままの悠仁が五条の顔が随分低い所にあるなと不思議に思っているのに言うな否や、五条は濡れそぼってひくひくしているソコに食い付いた。
「ひゃぁ…!せ、んせぇ…っ?!」
呂律の回ってない舌っ足らずな悲鳴を上げ目を見開いて泣き叫ぶ悠仁を下からチラッと見上げた五条は笑みを浮かべる。
ぐしゅぐしゅになっている割れ目をベロりと舐めるとぬかるんだ中に舌を滑り込ませ中をぐるりとなぞれば悠仁の太ももに力が入り跳ねる。
それを押さえ込んで吸うように溢れてくる愛液をちゅう、じゅるっとわざと聞かせる為に音を立てて啜る。
まさか五条がそんな行動に出ると思ってない悠仁は信じられない思いで頭を振った。
「あ、ぁっ…やら、またっ、またイっちゃうからぁっ!あ、ぅんっ…せんせっ、離し…!」
離そうと手を伸ばし五条の頭を手で押そうとするが震えるばかりで力が入らず白銀の髪をぐしゃりと乱しただけだった。
邪魔するなと宿儺が悠仁の両手を捕えて押さえると悠仁は宿儺の手を跡が付きそうな程強くぎゅうと握って縋った。
「すくな、すくなぁ…っ!」
「ここに居るぞ。本当にオマエは良い表情をする…好きなだけ極めろ」
イク、イッちゃう、と宿儺に助けを求めて止まる事を知らずポロポロ涙を零す悠仁に宿儺は感極まったその表情に目を細める。
乱れる悠仁をもっと見たくて宿儺が痛いくらいにピンと立ち上がった乳首をきゅっと摘むのと、五条がキスするようにちゅっと触れて次いでぢゅっと敏感になっている突起を舐め回して吸い付いたのは同時だった。
その瞬間、余りの強い刺激に悠仁はまたしてもイってしまい目の前が真っ白に染まった。
「~~~~ッッ!!」
波に攫われそうな快感に声も出せず背中を弓なりに反らすとまたぴしゃーっ!と潮を吹いた。
するとまだそこに顔を埋めていた五条の顔や胸元に腹に掛かってしまい濡らして汚してしまったがそんな事気にもせず何を思ったのか五条は未だ潮を吹くソコをパクリと口で覆い、溢れるものを口内で受け止めた。
無味無臭のそれが悠仁から溢れ出たと思うだけで五条にとってはそれはどんな高級なワインにも勝る。喉を鳴らしてごくごくっと全て飲み込む五条に朦朧としながらも悠仁は何飲んでんの?!と顔をぐじゃぐじゃにした。
「ひくっ…ひくっ…せ、んせぇ…な、にやって…」
「ふふ、悠仁から溢れ出たものは一つ残らず全部飲み干してあげる…零すなんて勿体ない事出来ないじゃない?」
顔に滴るものを手で掬い、腕まで垂れているものも舌で追って舐め取って目を細めてみせればその姿を正面で直に見てしまい悠仁は息を詰めて赤くなって目の縁に溜まった涙を零した。
恥ずかしいのと気持ち良いのがグルグル頭の中を駆け巡ってそろそろキャパオーバーで今にも気を失ってしまいそうだ。
「見事な乱れ具合だったぞ、小僧。日々可愛がっている甲斐があった」
涙の跡に口付けながら愛いぞ、と宿儺がキスすれば悠仁は馬鹿!と宿儺を赤くなった顔で睨み付けた。
恥ずかしそうに睨み付けられても微塵も恐れを抱く事はない、抱くのは嗜虐心と愛いというだけだといつ教えてやろうか、と宿儺は悠仁の滑らかな頬を撫でて五条に目を向ける。
「ん?」
「寄越せ」
ペロリと口端を舐めていた五条が何を?と首を傾げれば宿儺は小僧のモノは俺のモノだ、と言えば合点がいったのか五条は仕方なさそうに笑うと身を乗り出して宿儺の唇に口付けた。
え?と唖然と驚く悠仁は2人を交互に見ると固まってしまった。
まるで互いを喰らい尽くさんかのような2人の口付けの応酬に悠仁は一人取り残されたみたいでショックを受けて生理的なものとは違う涙が滲み出てくる。
それに一早く気付いた宿儺が五条から離れると悠仁は宿儺に抱き着き、奪わせないと五条をキッと睨んだ。
「っ…せんせ!宿儺は俺のだからっ」
お気に入りの玩具を取り上げられた迷子の子供のような表情で怒られてしまい、五条はキュンとその可愛さに内心悶えた。
悠仁が僕に怒った…!と一人悶えている五条と独占欲を剥き出しにして怒ってくれた悠仁に宿儺はひどく上機嫌に笑った。
が、続いた言葉に眉間に皺を寄せる事になる。
「宿儺もっ!せんせは駄目…!」
五条だけではなく何故己も激怒されたのだ、と宿儺は悠仁を軽く睨む。まさか五条に対しても独占欲を出すとは、何事だ。
「悠仁〜、宿儺に妬いてくれたんだ?」
何を言ったのか自分でも自覚していなかったらしいその反応に無自覚に宿儺と五条を自分だけのものと思っていた事が知れた。
2人も欲するとは、なんて強欲で我儘な事か…しかし悠仁だからこそ愛しくてそんな我儘も許してしまえる。
やっと自分の発言に気付いたのか困惑し、恥ずかしそうに戸惑って穴があったら入りたいと悠仁は視線をあちこちに揺らして唸った。
「ぁ、ぇ…うぅ〜…っ」
「良い良い、許す」
「僕も宿儺も、悠仁のモノだよ」
後ろから宿儺に、前から五条に頬にキスされて悠仁はぐずっと鼻を鳴らした。宿儺は当然として、まさか五条までも無意識に勝手にを自分のものと思っていた事に悠仁は自分の強欲さに恥じたが五条は違わないと笑い、宿儺も許すと言ってくれた。
2人の最強に愛されて悠仁は嬉しさで涙がこみ上げてくるのを止められなかった。
「ぐす…俺一人残すなよ…」
溢れる涙をそのままに2人に訴えれば五条はキョトンと目を見張り、宿儺はクツクツと喉を震わせた。
「こやつが独り占めしたオマエの蜜を味わっていただけだ」
一人残した訳ではないが、寂しい思いをさせたのは悪かったと宿儺が悠仁の頭を優しく撫でる。
まさかそんな事でキスしたの?!と2人がいきなりキスをした理由が分かった悠仁は愕然とするしかない。というか蜜って何…!?
「ごめんね、悠仁」
「あ、いや、…うん……」
仲間外れにしてないから寂しがらないで、と五条にも頭を撫でられると理由が理由なだけに何も言えなくなって赤くなって俯くしかなかった。
そこで自分が未だに足を開いたままの恥ずかしい格好である事に気付いて悠仁は慌てた。足をグイグイと動かし後ろの宿儺に足をどかすようにと振り向く。
「宿儺っ、足退けて!」
身を攀じる悠仁に宿儺は首を傾げて艶っぽく笑ってみせた。
そんな表情をする時の宿儺はろくな事を考えていない時の顔だと分かっている悠仁はヒクッと顔を引き攣らせて警戒した。
「何を言うか、まだ終わっておらん」
「ふぇ…?」
びくびく震えて宿儺を見返せば先程まで五条が愛していたソコを指でなぞるので悠仁は一時忘れていた快感がまた戻ってくるのを感じた。
「中が疼くだろう?俺はオマエが依代故に指で良くしても中を穿ってやれぬからな、可愛がって貰え」
本来ならばこの男は気に入らんが…オマエはこの男が良いのだろう?ならば許す。とまた溢れて来た粘着質な愛液を満遍なく塗りたくるようになぞればさっきまで体を支配していた快感が完全に戻ってきて蕩け始め、口端から飲み切れず零れる涎を舐め拭き宿儺が悠仁の潤む目を覗き込む。
きゅんきゅん、と腹の奥が言われてみれば切なく疼くのが分かって悠仁はそろりと五条へと視線を向けた。
隠しもしない、欲望に満ちた目が悠仁を視姦するように見つめ返していた。
その視線だけでゾクゾクと体中に走った電流に口の中にじわりと涎が溜まる。五悠のモノが自分の中に入る?と想像するだけで疼きが強くなって奥が切なくジンジンと痛み体が奥に欲しいと震える。
宿儺の胸にぽふりと顔を寄せれば濡れて潤む目で悠仁は五条の瞳の奥に揺らめく欲望の炎を見つめて頷いた。
「…いいよ、せんせ…」
悠仁から許しを貰って五条はニッコリと笑って濡れた上衣を脱いだ。
「フフフ…いっぱい気持ちよくしてあげる」
上着を脱ぎ、中のインナーも脱いでしまえば現れた鍛え抜かれた体に悠仁はドキリとした。
幼い顔持ちと違ってその体は完成されていて厚みのある胸筋に美しく出来ているシックスパックというギャップにドキドキと胸が早鐘を打って高鳴っている事を自覚する。
お爺ちゃんとしか暮らしたことがなく、今まで周りに男性の大人がいなかった悠仁は初めて見る男の上半身を見てその力強さについつい見惚れてしまい、五条にくすりと微笑まれてしまった。
ジロジロと見惚れてしまった事がバレて恥ずかしくなった悠仁は香の香りがする柔らかい宿儺の胸に熱くなり赤くなった顔を隠した。
「悠仁照れちゃった?可ー愛い」
「俺の小僧を揶揄うのは止めてもらおうか。殺すぞ」
ギロっと睨み付けてみせれば怖くもないクセに怖い怖いと肩を竦めてみせる。
上を脱げば下もとスラックスのジッパーに手を掛けてジジジッ…と引き下ろす。下着の上からでも分かるほど硬くなっているのが見えて五条はまだまだ僕も若いなぁ、と勃起した自身を取り出した。
下着から取り出された五条のモノを宿儺の胸元から見ていた悠仁は初めて目にした男の一物に目を点にして固まった。
「ひぇっ…な…に、それ…」
「あぁ、悠仁初めて見る?まぁ僕のものは他の者よりも大きいらしいから一般的じゃないかもね?」
これなら悠仁の奥の奥まで届くよ、とこの下に子宮があると想像して白く滑らかなお腹をつつ…となぞればぴくりと震えて反応する。
完全に勃起したそれは五条の鍛えられた腹まで反って血管を浮き上がらせて勃ち上がっている。あんな大きなもの入る訳ないよ!!?と短い悲鳴を上げ怯えて固まる悠仁に宿儺が万が一にと閉じられないように更に広げさせる。
「ちょっ…宿儺むりっ…大きい…!」
「恐れるな、女の体はあんな大きいものでも美味そうに咥えるからな?」
震える悠仁にキスして宿儺は逃げ出そうとするのを押さえ込み、広げさせた足の間に手を伸ばすと濡れた割れ目に指を滑らせ五条のモノが入りやすいようにぐぱぁ…と広げた。
そうすると濡れてひくついた秘部を晒すような格好になり悠仁は驚いて宿儺を振り返ると腹を空かせた獣のように舌舐めずりする深紅の目が合った。
「バカバカっ…宿儺何やって…せんせ見んな…っ」
身を捩り頭を振って見ないでと泣きそうに懇願する悠仁に素直に見ない男はいないでしょう?と五条は身を近付かせる。
それにさっき舐めて可愛がったからもう覚えているよ、と宿儺の指で広げた全体を見下ろして優しく触れると喉が渇く。
「…こんなに真っ赤になって可愛い…」
「ノロマ。さっさと小僧を悦ばせんか、出来ないならさっさと変われ」
怯える悠仁にキスして宥める宿儺が五条を睨む。
可愛い可愛いと顔が緩んでいる五条に痺れを切らして悠仁を泣かせるだけなら退いてろと暗に言えば五条はこっちは初めて悠仁の全てを見れたのにもうちょっと堪能させても良いじゃんと思ったが確かにいつまでも勃起したモノを晒したままじゃ悠仁が怯えちゃうか、と自身を宛てがう。
「はいはい、女王様の仰せの通りにお姫様を悦ばせますよ」
ぺろりと乾いた唇を舌で濡らして潤わせると悠仁が五条の腕を掴んで見上げる。
「あっ…や、待って……!」
「小僧、怖がるな。気持ち良いなるだけだ」
女の体だと快感が何倍も感じられるらしいと聞く。
乱れて魅せろ…と強ばっている悠仁の小さく震える唇に喰らい付き視線を奪うと宿儺は五条に早く入れろと目だけで指示する。
悠仁が気を逸らした隙に五条は花弁を押し開きゆっくりと中へと硬くそそり立つ自身を進ませた。熱く蕩けていて…1度も大きいものを迎えた事のない中は狭かった。
「んんぅっ…!!」
ほぅ…と熱い吐息を付くと五条はうっとり目を熱くさせた。
中を進む熱く硬いものにビクッビクッと体を跳ねさせて甘い声を上げるがその声も宿儺の口の中に消える。
痛みはないが太く大きいものが中を抉る初めての感覚に悠仁は縋るように宿儺の舌に吸い付いた。
必死に宿儺の口付けに応える悠仁を愛しそうに見つめて舌を擦り合わせれば怯えていた悠仁の目はトロリと安心したように宿儺の目を見つめ返す。
視線で甘やかす宿儺にうっとりすると悠仁の中が無意識に五条のものをキツく締め付けて五条は眉間に皺を寄せた。
「悠仁、力を抜いて」
「ククッ…何だ早漏か?情けない」
「んな訳あるか」
悠仁とのキスを一旦止めて情けない、と鼻で笑う宿儺に五条はあ"ぁん?とガラ悪く唸るのに本当にこのままだと情けない事になりそうだと悠仁を可哀想に思うが一気に奥まで入れさせて貰おうと五条は悠仁の腰をグッと掴み一息に突き入れた。
「んんっ~?!!」
壁を擦りながら奥まで貫かれて悠仁大きく目を見開いて叫んだが直ぐに宿儺が己の唇で覆って悲鳴ごと飲み込む。
奥を突く際に敏感な部分を強く抉ってしまったのかお腹がヒクつき、五条のモノが悠仁の下っ腹を押し上げてそこにあるのだと知らしめる。
肩で息をする悠仁に大丈夫だと宥める宿儺に一言五条も謝って奥まで届くと動きを止めた。
「ふぅ……ごめんね悠仁、大丈夫?」
「あ、ぁ…やぁ…あ」
「イってしまったか」
体を痙攣させて声を喘ぐ悠仁の頬を撫でれば悠仁は宿儺の首筋に頭を擦り付けてお腹の中が熱い、と訴える。
そう、熱いか。気持ち良いか、と優しい声で問い掛ければ分からない、お腹いっぱいと小さく呟くとそれを聞いた五条のものが更に大きく膨張して悠仁の中を圧迫させる。
「ひっ…?!な、に…!?」
「悠仁~…そんな煽るような事言わないでくれる?」
グッと笠を増したものに驚いた悠仁が五条を見上げると汗を浮かべて苦笑いした五条が汗で湿った悠仁の額を撫で赤く色ついた唇に触れるだけのキスをした。
直ぐに宿儺が五条を咎めるように睨み付ける。
「オイ…」
「良いでしょ、僕は悠仁のモノだもん」
「……」
舌を出して笑う五条に宿儺は気に入らんが小僧がそう望んでおったな、と不機嫌そうな顔をしたが仕方無し、と五条が愛しい悠仁に口付ける事を許した。
許された事で五条はゆっくり慣らすように腰を動かしながら悠仁の口内を好き勝手に貪る。五条のキスを受け止めながら襲う快感に悠仁は体を熱くさせた。
乱れる悠仁を更に気持ちよくさせようと宿儺は動く度にぷるんと揺れる悠仁の胸に手を伸ばした。もし男だったら俺が小僧を満足させたのに…と項に噛み付き赤い花を咲かせながら宿儺は思案した。
指をまた1本、見つけたら体を変えて更に小僧を満足させようと考え、早く新しい指が出向いてくるのを待った。
中途半端で終わる、これ…3Pって言えるのかな?()