◆五悠(吸血鬼パロ)※更新
設定や流れ、書きたい所だけ。
小説として読まない方が有難いです!←
※随時更新※
「仲間割れ?」
それ、君の仲間じゃないの?
そう言って音もなく黒い男が現れた。
男の名は五条悟。
最強の吸血鬼らしい。
※
元々人間だった悠仁。
ひょんなことから千年前に名を馳せた宿儺という狼の王の死蝋を食べてしまい、狼になってしまった。
けれど元々人間の為に狼としての性を否定し、狼を一層していた。
そんな時に目の前の人が襲われそうになっていた所を助けた所で吸血鬼である最強の五条と出会う。
「それ、君の仲間じゃないの?」
「違う。俺は意味無く人を襲うコイツらと違う」
だから躊躇なく殺してるのね、と納得した五条。
そして悠仁の中から人の部分と隣り合わせに感じる狼の気配にスっと目を細める。
「…君に何があったか聞いても?」
五条は一目見て悠仁が元々人間だった事を見抜く。
ただ理由までは知らないのでいきなり不躾だろうと問うた。
「…友達が危なかった時に変な人の指みたいなのを食べたらこんな体になった」と言った悠仁に五条はあぁ、やっぱり。と確信した。
悠仁が食べてしまったモノはこの世で一番最悪な狼の消えない憎しみの呪物だ。
「僕は五条悟。君の名前は?」
「虎杖悠仁だけど…?」
「そう。じゃあ悠仁、僕の所へおいで。さっきの戦いを見たけどポテンシャルが高くてもそんなんじゃ直ぐに死ぬよ?狼が好ましくないなら君は僕の仲間だ。少しでも他の人を助けられるように…悠仁の力を僕に貸してくれる?」
手を差し伸べる五条に悠仁は目を見開くがニコッと笑う五条に迷いなく覚悟を決めた目で手を差し出した。
その迷いのない琥珀に五条は眩しそうに目を細めて笑った。
五条と一緒に来た悠仁だったけどその身に宿儺をという呪いを宿し、吸血鬼や人を襲う悠仁にアタリが強かった。
それに加えて悠仁の体が宿儺の毒で壊れないようにと宿儺の力を抑える為に五条の血を分けて貰った悠仁は狼と吸血鬼にハーフとなった。
そんなハーフになった悠仁を気味悪く思う者がたくさんだった。それでも五条の教え子である吸血鬼の伏黒、魔女の釘崎やその他数名は悠仁の人柄を知って分け隔てなく接してくれた。
色んな事を教えてくれる五条にいつしか悠仁は五条の事を先生と呼ぶようになり、五条は尊敬の眼差しで見上げてくる素直で可愛い悠仁にメロメロ。