mikotoの呟き

美琴の小説、日記やお知らせ置き場*^^*

◆高杉の独白。 (短い)

土方の肩を掴み、高杉はその顔を見上げた。こんな時は自分が少々背が低い事に感謝した。顔を隠そうとしても直ぐに阻止してその顔を拝めるから。 泣きそうな顔をしている。 そう気付いたときには高杉は土方を抱き締めていた。土方が目を見開いて驚いているが…

◆渇望1(高土♀)

※現パロ ※高杉はとある会社の社長でにょた土方さんはとある会社の副社長 ※先の話では沖神の描写が御座います 都内のホテルで開かれたお披露目パーティー。 きらびやかに会場ホールを照らすシャンデリアの光を受けてシャンパングラスを片手に持ち笑顔で人と話…

◆嫉妬(高土)

「ッ…痛ェ…」 高杉は切れた口端に滲んだ血を指で拭いながら顔をしかめた。 天照院高校の番長である朧から受けた打撃は凄まじかったし身体のあちこちが鈍い痛みで軋んでいる。 あちこち喧嘩を吹っ掛けた覚えはないが何故こうも色んな奴等から狙われるのか分か…

◆宇善♀

「お前、そんなに男に貢いで騙されて…懲りない訳?」 落とされた冷ややかな声に青空に良く映える黄色の髪が動くにつれて揺れた。 見下ろす深い色の目に負けじと茶色の丸い目が見上げた。 「…先生には関係ないじゃないですか」 「お前、周りになんて噂されてる…

◆忘れられない(高土)

静寂に包まれた暗闇の部屋の中…押し殺したようなくぐもった小さな声が響く。 声を出すのを我慢してるからか時折苦しそうに息を吐き、零れ落ちた声が震えている。 部屋の中央にあるベットは膨らんでおり人が眠っている事が伺えるのだが些かその膨らみは大きく…

◆つき(高土♀)

教室に入って早々、高杉は顔をしかめると眉間にシワを寄せた。 教室にいる者はそんな高杉を気にするも怖くて誰も声を掛けられずそっと様子を窺っていると高杉は奥の席で机に腕を組んで顔を伏せて蹲る土方に近付いた。 「土方」 知る声が上からきて土方はそっ…

◆いつからか(高土)

開け放たれた窓から風が入り込み頬を撫でて髪を優しく揺らす。 風に乗って僅かに花の香りが鼻を擽って春に咲き誇る花たちを感じられた。 10階建てのマンションの8階にある高杉の部屋に土方は今日も訪れていた。 窓から入る風が白いカーテンを揺らしバルコニ…

◆変われたのは貴女の為(百合高土)

「十四乃ちゃんって可愛いよね~!」 「使ってる化粧品なにー?」 教室の窓際の後ろ、土方十四乃は周りをクラスの女子に囲まれながら質問責めに合っていた。猫のようにつり上がった蒼い目が透き通って輝き、深緑の髪が三つ編みに編まれ肩に綺麗に流されてい…

◆高土

「晋助、起きろ」 「…ん…」 肩に凭れる高杉の体を軽く揺すって起こせば小さな声を溢して隻眼の碧の目が開いた。 まだ意識がハッキリとしないのか眠そうに右目を擦るのに土方が笑みを溢して乱れた髪を直してやった。 「…十四郎、」 髪に触れる土方の手にすり…

◆逃走不可能3

路地裏で倒れている所を持ち帰られて土方家に居付いてから一週間が経った。 十四乃と名乗った頭が可笑しいと思った女は思っていた程に異常ではなくてどちらかと云うと極普通だった。 何をされるかと警戒したが特にこれといって何もない。ただ共に過ごしてい…

◆九狐の来訪(高土)

(※【蛟の守り神】の続きです) やっぱりか。 土方は重い体を引き摺って帰宅を急いだ。 銀魂高校に通う普通の高校3年生である土方十四郎はやたらと憑かれやすかった。 以前、あり得ない数のモノに憑かれてしまい家の裏の神社で蛟の神様を祀っている昔から通っ…

◆猫(高土)

ゴロゴロ 頭、喉元、背中、至るところを優しい手つきが撫でる。 気持ちいいと勝手に喉がゴロゴロと鳴る。 「ふっ…気持ちいいかァ?」 上から優しい声音で声を掛けられ、 見上げると隻眼の男が柔らかく微笑んでいた。 高杉 晋助だ。 先日、 総悟から贈られた…

◆高杉と万事屋

※紅桜から数ヶ月後の設定です。 神楽は定治の散歩から日が傾いた頃に万事屋に帰り着き、 習慣となったただいまという呼び掛けをして中に入るとソファに座っている人物に驚いて立ち尽くす。 「………」 「………」 「……何で、お前がここ…」 「………」 万事屋のソファ…

◆蛟の守り神(高土)

最近学校から帰ってくると段々と体が重くなる事が多くなったと感じる。 今も学校から帰って来て部屋に戻ると何故かドッと酷く疲れている。気分も余り良くないしどこか体調が悪い訳でもないのに最近のこの状態が可笑しいって嫌でも気付いてしまう。 可笑しい…

◆逃走不可能2

*** 母が夕飯の仕度をする為に下へと降りて行く後ろ姿を見送ってから土方はそうだ、と男を残して部屋を出ていった。 残された男は暫くすると僅かに瞼を動いたかと思えばゆっくりと、その目を開いた。 男、高杉は鼻を擽った嗅ぎ慣れぬ甘い匂いに意識を浮上…

◆逃走不可能(現パロ高土♀)

※大学生の土方さんと訳有り高杉さん ※土方さんが若干ヤンデレ風で束縛酷いです。 ※土方さんの母親というオリキャラが出てきます。 キャラ崩壊激しいので苦手な方は回れ右でお願いします。 冬が過ぎ、春が来て蕾が開いて桜が咲き、何日もすれば儚く散って暖か…

◆杉にゃんとトシにゃんの日常!

ポカポカ。 ひらひら。 キーンと肌を刺す冬の厳しい寒さが薄れて行き、太陽が降り注ぐ時間が増えてきた春の今…桜の蕾が開花して可愛らしい花びらがひらひらと風に乗って気儘に散っていく。 陽射しが暖かく、街行く人たちの姿格好は厚着から動きやすくゆった…

◆銀魂カフェ(高土)

銀魂カフェ。 先日面白いお店が欲しいと万事屋にいくつもの願望の依頼が入り、万事屋は面倒くせぇと重い腰をあげたくなかったみたいだが子供たちがこれも仕事ネ!それに稼いだ金はこっちのものだから開くヨロシ!と乗り気なものだから開く事になったお店だ。…

◆待ちわびていた(高土)

重傷だと聞いていた。 刀を手に立っているのが、生きているのが不思議な程にその男はいくつもの深い傷を負っていていつ倒れても可笑しくなかったと。 だから土方は目の前の光景が信じられなくて目を見開いてただ呆然と立ち尽くした。 あれから1年が過ぎたの…

◆愛される世界・その後

「はぁ…疲れた…」 ばふんっ、と勢いをつけてベットにダイブして土方は溜め息をついた。 うつ伏せになって枕を抱き寄せて顔を埋めると生活の一部とも言える鼻を擽る匂いに心が落ち着く。 あの後なんやかんやで高杉の奪い合いはヒートして治まり着かなくなって…

◆愛される世界(高土)

いつもと変わらない1日がまた今日も始まった。何も変化は起きず、同じ事を毎日毎日繰り返すだけの日常。 そろそろ飽きてきた。 そう土方が思っていた時だったのだ。 夜兎高校の頭である神威が高杉にケリを着けて果たし状を送り銀魂高校に殴り込んできたのは…

◆ザンスク

【たまには休もう】 今日のはボスは甘えん坊だ。 スクアーロは後ろから抱えられながらのんびりと思った。 何故仕事をサボってボスとこんなにゆったりしているのか…確か先程までは仕事をしていた筈だったのだ。 はじまりは確か……、 「ルッス、ボスがどこにい…

◆宇善

前に、宇髄さんと付き合う時に炭治郎や煉獄さんに報告した際に煉獄さんから言われた事がある。 「宇髄は優しい男だ。君を大事にしてくれるだろう。だけど、あの男は闇を抱えている、何があろうと君を絶対に逃がしはしない」 だからそれが嫌なら宇髄と付き合…

◆離す訳がない(煉炭♀宇善♀)

失敗した。 何であんな事を言ってしまったのか自分に怒りを覚えてしまっても気付いた時には時既に遅しとはよく言うもんで恋人が家から消えてしまった。 仕事が終わり家に帰って玄関を開けるといつもは出迎えてくれるのに今日は誰も居なかった。シーンとした…

◆高土(土方さんショタ化)

ウィーン、ウィーン パトカーのサイレンが町に鳴り響くのを宿屋の二階の窓で眺めながら赤い女着物を身に着け、左目を白い包帯で覆う隻眼の男が傍らに座る子供に問い掛けた。 「・・・・・・お前を探しているみたいだが?」 「・・・・・・・・・」 問い掛けられた子供は何も…

◆宇善♀(仄かに煉炭♀)

何で、こんな状況になってるんだ? 少し痛いほど手首を押さえる大きな手を横目に見て善逸は自分に覆い被さり見下ろす男を見上げた。 宇髄さん。 偶然会った時は俺の頭を笑いながらぺしぺしっとこれ以上縮むから止めてくれんない?!と言っても叩いてくるのに…

◆宇善

「ん……」 冬の肌寒さに自然と目を覚ます。 重たい瞼がすっと開き目の前に飛び込んできた景色は暗闇だった。 どうやらまだ鳥たちが眠っている真夜中に起きてしまったらしく辺りには静けさしか存在しなかった。 寒さに身震いをすると自分の肩を抱く。子供特有…

◆宇善♀(R18)

不毛だと分かっている。 こんな事が世間一般から許される事なんてない。こんな事がバレたら私だけじゃない、色んな人に迷惑が掛かるし世間の目があっという間に攻撃してくるだろう。 だから、この一回限りで良いんだ。この一回だけで私は前向きに生きていけ…

◆気付けば。

俺にとって朝の登校はいつも命掛けだ。 学校は家からちょっと遠く電車で1つ駅を越えなければならない。歩ける距離ではあるのだけどそうすると学校に着く頃には多少疲れてしまうから余程健康に気を使ってる人や運動が好きな人でなければ歩かないだろう。 ただ…

◆煉炭と宇善

今日は何時もに増してどこも騒がしい。 音が頭の中に響きぐわんぐわんと脳ミソをかき混ぜられるようで気分が酷く最悪だ。 何故自分がこんなにも音に敏感なのかは知らない。生まれた時からこうだったのか知らないが、物心ついたときから僅な小さな音ひとつで…